なんか、csharplang にマイルストーンが切られてた。
ちなみに、リリース時期を邪推されないように、期日は2070年とかのむちゃくちゃな日付になっています。 7.0が2070年、7.1が2071年、…みたいな。
7.0
3/7のリリースを考えるととっくに実装終わってるはずのもの。
Roslynリポジトリ側からの移植と、あと、ドキュメントがまだないのでそれが残タスクっぽいです。(最近、ほんとにドキュメントが後…)
7.1
C#的には初の「小数点リリース」計画なわけですが、これは、Visual Studio とか .NET ランタイムのリリース スケジュールとは合わせないって意味で使いたさそうな雰囲気。 ライブラリ、ランタイムやIDE支援が要らない機能を主に入れていく感じ。
7.1は、みるからに7.0の積み残し。時間的な都合で入れなかっただけで、いつでも実装可能なやつ。
private protectedなんて、7.0どころか6.0の積み残しだった李。これの話とか見事なもんで、「機能的には大したことがなくていつでも実装可能。あとはキーワードを決めるだけ。キーワードが決まらなくて延期」って状態だったのに、この期に及んで「それでも私は別キーワードがいい」ってコメントを付けてる人がいたり。 「もう多数決では決まらないからC#チームがprivate protectedに決めた。このキーワードでやるか、さもなくばまったくやらないからの二択」と説明されてなお、あれやこれやコメントを付けてる人がいたり…
7.2
なんか、パフォーマンス改善系の世代っぽい。 もしかしたら、この辺りでSystem.Memoryとか、Utf8Stringとかのライブラリを実用段階に持っていきたいのかも。 それと関連しそうなものがちらほら並んでいます。
7.X
その他、7.0の延長、ライブラリやIDEの機能追加が要らない感じのもの。
フル機能版のパターン マッチングはここに入ったっぽいんですよねぇ。 確かにまあ、型パターンが入るだけでそこそこ満足度高いですし。 再帰パターンの類は実装大変な割には用途が狭く。
8.0
メジャーリリースなので、でかい機能。時間も掛かりそうかなぁ…
レコード型とか、 null許容参照型とか、 非同期シーケンスとかはここに。
X
ほんとに未定。 「何かいいアイディアがあれば」とか、 「.NET ランタイム自体に機能追加が必要で、そっち次第」とか、そんな感じのもの。 逆にいうと、ふといいアイディアが降りてきて急に実装されたり、 .NETチームとかVisual Studio IDEチームとかのスケジュール次第では早くも遅くもなりそうな。
コード生成拡張(replace/original)とかはほんと、IDE側の対応次第って感じのものなんですよね… これ、ほんと一刻も早くほしかったりするんですけど。